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 「がんとは?」

セカンドオピニオンとは

 セカンドオピニオンとは,「現在診療をうけている医師とは別個の医師に独立した意見を求め,アドバイスを受けること」で,「第二の意見」と直訳されることもあります.

 平成18年の診療報酬改定により,「治療法の選択などに関して第三者の意見を求める患者からの要望を受けて診療方針をきさいした文書などを患者に提供した場合:診療情報提供料II−500点」を加算できるようになりました.これは患者またはその家族が,医師に対して診療情報の提供を求めやすくし,主治医側もそれに対して協力しやすくする環境を診療報酬の面から整備したものです.

 一方,「がん対策推進アクションプラン2005(厚生労働省)」では,地域がん診療拠点病院に対して「セカンドオピニオン医師の紹介」を義務づけています.これにより,地域がん診療拠点病院を受診した患者はよりセカンドオピニオンを求めやすい環境が整ってきました.

 今回,地域がん対策ネットワーク推進分科会では,がん情報共有ネットワークサーバを利用してセカンドオピニオンの遠隔医療による効率化・迅速化を推進していきたいと考えています.

 具体的には,第一の受診先で患者がセカンドオピニオンの紹介を求めた時点で,紹介元医療機関(第一の受診先)が,がん情報共有ネットワークサーバに必要な情報を入力して,紹介先医療機関に患者が到着する以前に診療情報を提供しておき,患者がセカンドオピニオン紹介先医療機関に到着した時点では既にセカンドオピニオンの結果が出ており,患者に対してセカンドオピニオン結果に対する十分な説明時間を取れるようのすることが目的です.

 現在,多くの医療機関が電子カルテを導入しており,診療情報のデジタル化が進んでいます.近い将来,電子カルテ上で,セカンドオピニオン紹介先医療機関へ診療情報を提供する時代が来ると考えられます.

〜リンク〜

セカンドオピニオン・ネットワーク

セカンドオピニオンを推進させる会

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